浅田真季のぼちぼちゆくのだぁ

浅田真季としてデビューする少し前に
私はイヤリングからピアスにしたのね

それは、何となく自分が
大人になっていくような
アイテムだったの

そんな私にデビューおめでとうって
高校の３年間ずっと一緒のクラスだった
親友からパールのピアスが贈られてきたの


そのパールの輝きはとても美しく
身につけるのはもったいないと
思うくらいでした

こんなに高価なものを
本当にありがとうって
沢山思いました

そして私はそのパールのピアスを
そっとケースにしまい、
今日まであたためてきました

その月日は20年


贈ってくれた彼女からしたら
なんで？って思うだろうし
使ってよ〜って言うと思うんだけど

逆の立場でもそう思うし

どうしてかな...
このピアスが似合う自分に
なりたいって
ならなきゃって
どこかで思ったんだな

そしてようやく...
デビューして20年目で
つけさせていただくことに

すごくドキドキした。

そして耳につけて
本当、嬉しくなった。

あたためすぎてごめんね。

私を彩るパールのピアスと
親友に今、改めて
ありがとうって
そんな想いでいっぱいです



では今日の一言
せーの！『あたしが欲しかった言葉』

言われて、その言葉が私に
必要だったんだって
もらって初めて気づく時があります。